つい先日YouTubeをフラッとしていて
「これはいいなあ」と思った曲をご紹介します。
ヴォルツ？ ヴォールツって読むの？
読み方すら分からないのですが、有名な方達なのでしょうか。
わたしは初めて知りました。
という感じで何の前知識もなく動画を開いて、
何故かめちゃくちゃハマってしまいました。
元はこの動画を開いたんですけどね。
↓
同じ曲です。「In Session」と書いてあるのでセッションVer.という事
なのでしょうが、正直どこらへんが違うのかわかりません…
ただ映像はかっこいいすね。
何でこれ聴こうと思ったかというと、わたし【LadyGagaVEVO】と
【DaftPunkVEVO】のチャンネル登録してるんですが、
この２つのチャンネルが自分たちの動画リストに
「In Session: One Last Night」を入れたかなんかしてたんですよ。
チャンネルを登録（フォロー）すると、そのチャンネルがリストに
入れた曲もおすすめで出てきたりするのですね。
だけどそんな曲は今まで山程あって、
それらをわざわざ聴きに行く事は特にありませんでした。
何故かこの曲だけ気になって、
そして何故かハマってヘビーローテーションで聴いて今に至ります。
いやーなんだろう。すごい好きだなあ。かっこいいなあ。
「From The "Fifty Shades Of Grey" Soundtrack」って書いてあるから、
映画とかに使われてる曲なのかなあ。
また改めて調べてみたいと思います。
今とにかく邦楽洋楽年代問わず色々な曲やアーティストが知りたくって
ものすごくアンテナを張っているのですが、
「自分が既に好きなアーティストがおすすめしている曲」
というのは、ものすごく簡単に“好みの曲”へ
辿り着ける一歩かもしれないなあ、と思いました。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
ところでVaultsについて解説している日本語サイトなどが
まるで無いので（日本語wikipediaもなかった）、
メンバー編成などがまるで分からないんですが
（活動開始が 2013年8月30日という事だけ分かった…超最近！）、
たぶん最初の動画にひとりで映っている彼女がヴォーカルなんですよね。
この方なかなかお年を召しているように見えるんですけど、
すごいかっこいい！ 2分26秒あたりからの鋭い眼光が最高ですね。
あと鎖骨が綺麗。
この方を見ていて、松浦弥太郎さんの
「さよならは小さい声で」という本を思い出しました。
色んなエッセイが載っている本なんですけど、
第１編に「『すてき』なあのひと」という、
50代で画家をしている女性の話があるんですよ。
この女性が、
「若作りをしている訳ではないのに『おばさん』に見えない。
一言で言い表すと『すてき』」なのだそうで。
彼女に「いつも元気ですてきな秘訣」を訊ねた時の
一説をご紹介いたします。
“「いくら避けようとしても、決して避けられない事があるのよ」
要するに、老いていく自分を受け入れて、耐えるしかないのである。
耐えられない人は、若作りしたり、化粧で隠したり、サプリメントに頼ったり、
様々な無理をする。それがかえって老いを目立たせることになってしまう。
「避けられないことってたくさんあるでしょ。でも、
人間って不思議なもので、避けられないことについては
耐えられるようになっているものよ。だから逃げる必要はないの。
逃げれば逃げるほどに追いかけてくるってこともほんとうよ」”
男性は年を取れば取るほど「渋みが出る」とか「味が出る」とか言われて
あー本当に羨ましい、男に生まれたかった、
欲を言えばチバユウスケに生まれたかったとよく思うのですが、
それでも「女性であること」「年をとること」を誇りに思って
受け入れよう、という想いを与えてくれた文章です。
18歳の時、結婚式場の営業マンに「そろそろ結婚をお考えでしょう？」と
聞かれるほど老けていたわたしですが、何の因果か、
最近は「老けて見られること」がまったく無くなりました。
それはわたしがこの本の女性のように
「歳を取るのはいいことよ」と思えるようになったからかも知れません。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
考えてみれば、20代前半の頃より自分は遥かに「自由」になった気がします。
何なら１年前の自分と比べても全然ちがいます。
「プライド」「見栄」「謎のこだわり」「執着」「偏執」などなど
ありとあらゆるしがらみが無くなって、
今はなるべく沢山のいいものに出会おうと必死です。
そういう中でこういった曲に出会えたのはものすごく幸運なことです。
これからももっともっと、「えっこれ誰？」っていうような
アーティストの、すてきな曲に出会いたいなあ。
そして同じ事を思っている人に「これいいよ」と
教えてあげられたら嬉しいです。
それでは本日はこの辺で。毎回長文ですみませんな。
ごきげんよう、さようなら。Tomoeでした。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
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