2013年8月28日水曜日

ENJOY YOURSELF


YOKです。
クラブイベントには大抵キラーチューンとかアンセムとか呼ばれるような、そいつが流れると必ずフロアが盛り上がっちゃう定番トラック、そんなような曲があります。
ROCK OVERは次でまだ3回目の若いパーティーですが、すでにそういった曲が存在します。
そのひとつが、The Specialsの“Little Bitch”
言わずと知れた2トーン/スカのクラシック。
スペシャルズを知らない人でもどこかで耳にしたことがあるであろう名曲ですね。
ROCK OVERではこれが流れると、フロアでスカダンスの応酬と「1, 2!!」の叫び声が溢れます。
おれはThe Ordinary Boysのカバーも好きです。

おれが初めてスペシャルズを聴いたのは中学生の時。
当時読んでいた音楽誌には「底抜けに明るいダンスビート」なんて調子で紹介されてたと思います。
ですが、一聴した印象は「なんじゃこりゃ?」でした。
全然明るくないし、楽しくもない。
テリー・ホールの歌は一本調子だし、ネヴィル・ステイプルズの怒鳴り声はなんだか怖いくらいでした。
何といっても、当時のおれは純朴な田舎の中学生。
まあ仕方ないですね。
 
クラッシュもそうでしたが、スペシャルズの音楽には思想があるんだな、というようなことを理解できるようになったのは高校生になってからです。
音楽の聴き方が少しずつ変わって、スペシャルズも好きなバンドになっていきました。
スペシャルズが「Enjoy yourself」と歌う時、背景には、失業者が街に溢れ、福祉政策が切り捨てられようとしていた当時のイギリスの状況がありました。
なんか、今のどこかの国と似てますね。
 
“Little Bitch”は先日のWonder Wall@ほんがほんがでもWATALL君が流して、YOHEYBOYSのアジテーションも相まって見事に盛り上がってました。
きっと、次回ROCK OVERでも聴けるんじゃないかなと思います。
 
 
ROCK OVER
8/31(土) 22:00-

@松江NAKED SPACE
DJ: YSG, WATALL, YOK, YOHEYBOYS, KART
BODY PAINT: Tomoe
FOOD: 茢田知佳
FEE: 2000YEN(1ドリンク付)
 
※先着30名様にROCK OVER CDプレゼント!
 
 
最後に、最近聴いて個人的にずどんときた曲を。
北ロンドン発、男女4人組のバンド、Wolf Aliceの“She”。
オルタナティブマナー全開なロックサウンドなサウンドが聴けます。
性急なドラムと鋭利なギター、不穏な疾走感があってめちゃくちゃかっこいい。
この“She”は、10/7にChess Club RecordsからリリースのEP『Blush』の収録曲のようです。
これからの活躍が楽しみなバンド。
 

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