2015年2月15日日曜日

「思うは招く」(一見ふつうのおっちゃんのスピーチ動画)

日曜の午後いかがお過ごしですか、Tomoeです。

いつも素敵な音楽動画をご紹介しているROCK OVERブログですが、
(YOHEYBOYSはたまに漫才動画とか上げてるけど)
本日は一見ふつうのおっちゃんのスピーチ動画をご紹介したいと思います。

こちら。


このおじさんは植松 努さん(当時47歳)。
北海道の真ん中あたりで、
社員17名のリサイクル用マグネットを製作する会社を経営しています。
実はそのかたわらで、宇宙開発事業を行っています。
 

まずはこの動画を再生して頂くのが一番いいのですが、
おそらく一般的に多くの方が、この動画の再生時間を見て一瞬ひるむと思います。

20分42秒。

YouTubeの動画で20分って言ったら結構な時間です。
大体みなさんが見る動画の長さって、平均3〜4分じゃないですか?

そりゃ時々は30分の動画でも見ることがあるかも知れません。
だけどそれって殆どが、既に「面白い」って事が分かってる動画だったり、
興味があったり、見る前から既に「期待値が高い」動画だと思います。

このプレビュー画面見て、「よし再生してみよう!」って
なかなかならないと思います。
って言うのは、わたしも “すぐ再生ボタンを押さなかった” 一人だからです。

だけど、これを紹介している方の言葉が気になって、
パソコンのブックマークに残しておいてました。
「いつか必要になる」「いつか見なければならない気がする」と思ったからです。

で、つい先日やっと見たのですが、
やっぱり「見て良かった」と思えました。

だからこの記事を読んだ方も、「今は見る気しない」って思っても、
YouTubeの「お気に入り」や「後で見る」に登録したり、
パソコンや携帯の「ブックマーク(お気に入り)」に登録してくれたら嬉しいです。
(もちろん今すぐ再生して頂くのも嬉しいです。)

* * * * *

さて、前置きが長いのはわたしの悪い癖ですね。

「再生して20分全部見る(聞く)のが一番いい」のですが、
植松さんの言葉の中で
「いいな」と思った話を挙げてみたいと思います。

「どーせ むり」
これは、人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。
とっても恐ろしい言葉です

“この言葉を言う人は、自信をなくしてしまった
可哀想な人たちなのかも知れません。
自信をなくしてしまった人たちは、自分の自信を守りたくって
しょうがなく人の自信を奪ってしまっているのかも知れません”

“もしあなたが「どーせ むり」って言葉に出会ってしまったら
「だったらこうしてみたら?」って言ってあげて下さい”

人は足りないから助け合えるんです。
足りない事を恥ずかしいって思ったり、責めたりしないで下さい”

“自信をとりもどすためには
やったことない事をやるのがいいんです。
ちっこいことでもいいんです”

“僕が知る限り、まじめで優しくて責任感のある人ばっかり
死んでしまいます。死んでほしくないんです。
だから「これはまずい」って思ったら時には逃げるのもありです”


これね、書いてみましたけどもね、やっぱりわたしが文字に起こすよりも
この植松さんご本人の語り口で聞いた方が絶対にいいです。

わたしね、「人が話す姿を見る」って大事だと思うんですよ。

「わたしが文章で植松さんの言葉を書く」より、
「わたしが自分の声で植松さんの言っていた事を口伝えする」方がより良いと思います。

だけど一番いいのは、
「植松さん本人の表情、声色、声量で、彼自身の話を聞く」
ということだと思うんです。
それは日常生活でもそうです。

わたしも過去何度もそういう経験がありますが、
人は「人から聞いた話」で簡単に他人をジャッジしようとします。

「自分が信頼している人から聞いたから」という理由だけで、
直接話してもいない人のことを簡単に判断し、
好きになる時も嫌いになる時もあります。

一番いいのは「本人と話すこと」なのに。
「本人と話す」「本人の姿を見る」ことで感じたことが一番正しいんです。

「恋は盲目」とかいう言葉もあるので、恋心や嫉妬・羨望など自分の感情が
「他人を見る目を曇らせる」事もあるかも知れませんが、
本当はみんな気づいているんです。もしくは後々気づくんです。
「自分の感情で自分の目が曇っている」ことを。

だけど、それを認めると自分が不幸になるとか、
自分に不都合が起きるとか、プライドに傷がつくとか、
そういう理由で「曇った目に騙されている」ふりをしているだけなんです。
曇りを取った目で見ても、相手のいい所が見られたら、それは本物だと思います。

「もののけ姫」のアシタカも言ってたでしょうが。
「曇りなき眼(まなこ)で真実を見定める」とか何とか。(うろ覚え)
彼は周りの人間に何を言われてもサン(もののけ姫)を大事に想いました。
あれは「恋は盲目」じゃないんです。
「自分の目で見て耳で聞いて感じたことを信じた」のです。



映画観てない人はすみません。良かったらいっぺん観てみて下さい。
わたしはジブリ作品の中で多分「もののけ姫」が一番好きです。


なんかちょっと話が飛んでしまいましたが、
要するにわたしが言いたい事は

「わたしの文章を読んで分かった気になってないで、
植松さんの動画見た方が一番いいよ!」

ってことです。笑

* * * * *

さて、「こんな話は自分のソロ活動ブログで書いとけ」って思う方が
そろそろいらっしゃるかもしれないので、
何故ここにこの話を書いたかっていう話をしようかと思います。
もう少しお付き合い下さいね。

わたしはこのスピーチを聞いていて、ロックオーバーを思い出したのです。

ロックオーバーは、
誰かが「これをやってみよう」「これをやってみたい」と言ったら
「だったらこうしてみたら?」が必ずそこにありました。

前回のブログにも書きましたが、ロックオーバークルーの男性陣は
「自分を楽しませて、周りも楽しませる」のが上手な人たちです。

彼らは本当にバカバカしいことが好きです。
男性陣だけで話しているのを遠くから観察していると、
高校の部室みたいです。中学生でもいいかも。

そして「人を笑わせるバカバカしいこと」や
「楽しいこと・楽しませること」を考えている彼らは、
最高に輝いていると思います。

ロックオーバー女性陣はと言いますと、ちかちゃんは
「みんなが楽しそうにしているのを見るのが好き」と言っていました。
「音楽の事は詳しくないけど、
ワイワイ楽しそうなのを見ているのが好き」だと。

わたしは彼らの目論見を、自分の持っている能力で叶えるのが好きでした。
ただ、わたしの間違っていたのは、そこに「自分がいなかった」事です。

わたしはみんなが喜べる、楽しめる、安心出来るなら、
自分が多少不満を持ったり負担を背負ったりしてもいい、と思っていました。

そうじゃないんすね。
「自分が楽しくて笑顔になるから、周りも楽しくて笑顔になる」のです。

だからわたしは自分を楽しませるエキスパートになって、
最高のパフォーマーになってロックオーバーに帰って来ようと思っています。

わたしは今まで一部の人たちに
「ロックオーバーのオカン」とか言われていましたが、
オカンは、息子たちに家(ロックオーバー)を任せて、
しばらく修行に出ようと思います。
何故なら、息子たちはオカンが世話焼かなくても
全然自分たちで家を守れる、
楽しく過ごしてくれるって信じられるようになったからです。

っていうか、オカンじゃないからね! 本当は!

「夢だけど!夢じゃなかった!」「オカンじゃなかった!」
という事に気づいたので、
わたしはわたしのためになる事をしよう、と思っています。今は。

* * * * *

次回ロックオーバーも、来て下さった方を楽しませるために
彼らは色々なことを考えているようです。

モヤモヤと思い惑っていたわたしが居ないことで、
スッキリした空間になるかも知れません。
だけどわたしが次戻った時は、
すごいハッピーな状態になって帰ってくるからな。覚悟しとけよ。

植松さんも言っていましたが「思うは招く」です。

わたしはわたしが本気で心の底から想って願うことは、
全部自分に招かれるし、叶うと思っています。
叶わない事があるとするなら、きっと心のどこかに
「どーせむり」が潜んでいるからだと思うのです。


植松さんの動画を見ないことや、ロックオーバーに来ない理由に
「忙しいから」という想いを持っている方もいるかも知れません。

誰かが言ってたんですけど、
「忙しい」って「心を亡くす」って書くんですよね。

だから「忙しい、忙しい」って言ってる人は
「自分は今、心を亡くして精神的に貧しい状態です」って
言いふらしてるのと一緒だと、わたしは思っています。
自分も「わたし忙しい」って思ってたとき、そうだったから。

心にちょっぴりでも余裕ができて精神的に豊かになったら、
ぜひ、植松さんの動画を再生してみて下さい。
ほんで良かったら、ロックオーバーにも遊びに来てみて下さいね。

それではごきげんよう、さようなら。Tomoeでした。
長々とお付き合い有難うございました。

* * * * *



2015.3.28 Sat. 22:00- @NAKED SPACE(松江)
☆ROCK OVER Vol.9 -2nd Anniversary-
FEE: ¥2,000(w/1drink) 

GUEST DJ: EXPAND
DJ: KART, YSG, YOK, YOHEYBOYS, WATALL
Photo: sussy(seekaz)

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