2013年10月24日木曜日

たぬき音楽祭に寄せて、並びにROCK OVER Vol. 4について



YOKです。
先日、島根県松江市の来待ストーンで「たぬき音楽祭」という野外イベントが開催されたので行ってきました。
山陰在住の音楽好きの皆さんはご存知だと思いますが、入場フリーの音楽フェス的なお祭りです。
一言、最高でした。

実行委員長である後藤健太氏は凄い。尊敬します。
彼はこのたぬき音楽祭に際して、あらゆる場で「主催者は皆さんです」という言葉を口にしていました。
素晴らしい文言だし、おれも観客としてそれを実感したイベントでした。
その上で思うのは、やはり彼がいなければこの素晴らしい音楽祭は実現し得なかったのではないかということです。
ブライアン・エブスタインというマネージャーがビートルズを成功に導かなければ、現在のシーンはこうなっていなかったように……というと言いすぎでしょうか?
でも、おれはあながち言いすぎではないと思っています。
そして、これから先そうなってほしいという思いもあります。
あの日、「何かが変わった」と感じた人はそう少なくないはずですから。

「小さな町のほんの小さな夜の出来事」 “Dynamite Pussy Cats” Blankey Jet City

たぬきの会場に向かう不思議なトンネルから聴こえてくる音楽が、だんだんと大きくなってくる。
酒を飲んでる時も、ご飯を食べてる時も、芝生で友人と話し込んでいる時も、いつも音楽が聴こえる。
寒空の下、間近で座って聴いた七尾旅人(ファンです。近作も勿論良いですが、19歳の時に作った1stアルバム『雨に撃たえば...! disc2』は日本のインディーミュージック史に残る珠玉のポップアルバムです。是非聴いてみてください)は、まるで空から降ってくるかのようでした。
最高の贅沢でした。
 
日本一のフェスはフジロック、世界一のフェスはグラストン、でも、そんなことどうだっていい。
たぬき音楽祭は間違いなく借り物ではない、おれたちの音楽祭だった。
運営も、地域も、ボランティアも、観客も、あなたたち全員が生んだものだった。
期待を込めて、「来年もたぬきで会いたいですね」。
 

 
 
 
さて、たぬきも一段落したところで、いよいよROCK OVER Vol. 4の開催日を発表します!
12/28(土)!松江NAKED SPACEにて22時スタート!
 
以前からちらちら告知していたように開催日は随分前から決まっていたのですが、諸々の事情と、フライヤーデザインが上がってからの発表にしようということで、今回のいやらしい引っ張り方になってしまいました。
今回は2013年の締め、「年末特大号」と銘打ってるのでその名に恥じない内容にしたいと意気込んでいます。
前回で一旦離脱する予定だった絶賛療養中のTomoeちゃんも年末の帰省に合わせて参加してくれます(キュートなフライヤーデザインも彼女作ですよ)、やったね!
 
そして、今回も先着30名様にROCK OVERスペシャルセレクトCDをプレゼントします。
前回はROCK OVERの名刺的な内容でしたが、今回のテーマは「ROCK OVER的モテソング」ということが決定していますので、クルー各自が思う「おれの(わたしの)モテソング」をコンパイルしてお届けしちゃいます。
え?なぜテーマが「モテソング」なのかって?それはTomoeちゃんがある日「どうしたらモテるのか教えろください……」と切実な様子でぽつりとつぶやいて、そこから「そもそもモテとは」「モテる近道とは」「万人にモテればお前はそれでいいのか」みたいな議論が白熱したとかしないとかで……お察しください。
 
他にも「年末特大号」ならではのおまけ企画が進行中です。
我々はやります。やるかやられるかやらないか。やれんのか!我々はやる側だ!
「ROCK OVER?あ~、あの人たち、やるよね~」とあらゆる人に言われまくる、そんなパーティーを目指しています。いつだってそう。
どうぞお楽しみに!
 
ROCK OVER Vol. 4 “年忘れ特大号
12/28(土) 22:00-
@松江NAKED SPACE
DJ: YSG, WATALL, YOK, YOHEYBOYS, KART
BODY PAINT: Tomoe
FOOD: 茢田知佳
PHOTO: Seekaz
FEE: 2000YEN(1ドリンク付)
※先着30名様にROCK OVER SELECT CDプレゼント!
 

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