2015年8月19日水曜日

セクシーボイス アンド ロボ


TOMOEです。深夜ですね。
なんとなく人生の節目っぽい時に見る漫画や映画やドラマとかが幾つかあるんですが、
このあいだ急に思い出して、実家からこのDVD-BOXを持ってきました。

「セクシーボイス アンド ロボ」。

ジャケットは漫画絵ですけど、ドラマです。原作が漫画なのね。
漫画の実写化って大体が散々な結果に終わるんですけど、
このドラマは原作ファンからも
「原作と全然違うけど、ドラマはドラマの世界観があっていい」
と言われていたようでした。(ちなみにわたしは原作未読です…すみません)

ちなみに視聴率は散々だったようで、あんまり有名な作品ではない気がします。
だけどわたしはものすごく好きです。そらDVD-BOX買うくらいだからね。
 

女好きのロボットオタク、コードネーム:ロボ(松山ケンイチ)と
七色の声を操る女子中学生、コードネーム:セクシーボイスこと
ニコ(大後寿々花)の周りで起きる事件と
人間模様を描いたドラマ? ですかね。

なんか好きな台詞やモノローグがいっぱいあるので、
自己満足で書き写してみようと思います。
なんか気になったら本編見てくれよな!


* * * * *


「どうせ忘れるから殺してもいいなんてそんなのウソだ!

鳥にエサやったこともチョコのアイス食べたことも
人を殺したこともカレー食べたことも
全部忘れたからって なかったことになんかならないんだからね!

私がおばあさんになっても ずっとずっと覚えてて孫とかに話して…。
だから絶対になくなったりなんかしないんだからね!」


「そうよ あなたのせいよ。
だってあなた1人で生きてるんじゃないもん。
この世界にあなたはかかわってるの。
どうしようもなくかかわってるのよ。」


* * * * *


「俺って なんてちっぽけな男なんだろう。」
「俺もだよ。戻んないことをいつまでもくよくよ考えて。」
「でも もう戻らないからってさ
すぐ忘れちゃうのも寂しいじゃない。」

「今日のことをさ ごぼ蔵が忘れたりしちゃったら
俺たち ちょっと寂しいかも ねえ?」
「忘れるわけないじゃない。
人に優しくされたってこと 俺 忘れねえよ。」


「人に優しくされるって いいな。
うん…また頑張ろうって気になるよ。サンキュー!」


「内臓だって取り換えられる世の中にさ
絶対に取り換えられないものって
あるんだよな〜。」


“私も 取り換えられない人に
出会えるのだろうか?
もし そんな人に会えたなら
どんなに心強く生きていけるだろう

会えるかどうか分からないけど
会えなくてもどこかにそんな人がいると思っただけで
どんなに明日は楽しいだろう

そっか それが…
恋愛か ”


* * * * *


“親のいうことってよく分からない
「みんなと同じでなきゃダメだ」
とかいっておきながら
「人とは違う能力を伸ばせ」
といったりする 一体どっちなんだ?

特別な能力を身につけた孤独な人生がいいのか
それともみんなと同じで安心だけど
平凡な人生がいいのか
泣きたいほどの孤独と
何もない平凡な自分になってしまうのと
どっちが怖いんだろ?”


「自分のやりたいことをやるのが
自分らしく生きるってことだと思ってるんだ?」
「違うんですか?」
「違うわね 全然違う。
気の進まない仕事でも押し付けられたことでも
自分のやり方でやり通す。
それが自分らしく生きるってこと。」


「『ありがとう』と お金と両方もらえるんだ。」
「そう それが仕事。」


* * * * *


「私の代わりだって いくらでもいるわよ。
だから 私が死んでも何も変わらない。」

「もし あなたが死んだらロボは悲しんで
もう 誰とも喋らなくなるかもしれない。
そしたら 私は 学校の友達だけと喋るようになって…。
それって 何も変わってないように見えるかもしれないけど
でも…それは もう私の知ってる世界じゃなくて
元に戻そうとしても もう戻らなくて…。

『死ぬ』っていうのは
自分だけがいなくなってそれで終わるわけじゃない。
池に石を投げた時みたいに次から次へと波紋が広がって
いつまでも 静まってくれなくて。
誰かがいなくなるってそういうことでしょ?」


「絶対に一緒に行くって思わないんだ?」
「何が何でもっていう生き方は疲れちゃったから。」


“あなたがいなくなると世界が変わる
あなたがいなくなると私の知っている世界じゃなくなる
それは とても寂しいことだから

だから…
死なないで ”


* * * * *


「社長は幸せですか?」
「私たちは時間の中を生きてるの。
日々変わっていってる。
ず〜っとなんて幸せ この世にはない。」
「じゃあ 幸せじゃないんですか?」
「私は時々 幸せ。」


“お金が欲しいとか美人になりたいとか
誰にでも分かる幸せは
本当は どうでもいい幸せなのかもしれない

誰にも絶対 譲れない
本当の幸せっていうのがあって
それは それぞれ形が違っていて
違うから 歩く道もそれぞれに分かれていて…

私の幸せと ロボの幸せが
一緒だったらいいのにと思う

でも多分
違うだろうな ”


* * * * *


「星と星って 近づいたり遠ざかったりしてるのよ 。
星ですら同じなんてあり得ない。
人は変わるわ ずっと同じなんてないの。

ニコ いろんなこと知りなさい。
これからも いろんなこと知って
どんどん変わっていきなさい。」

「でもそのために人と別れるんですよね。」
「そうね。」
「別れるのは嫌だ。」
「枯れないと次の花は咲かない
別れるから次の出会いがある。 必ずある。」


「でもね 俺は どんな時でも
ずっと自分の味方でいようと思うんだ。
たとえ 最後の1人になったとしても
俺は 自分を味方する。」


“夜空の星のように
何十年後 私とロボは
また 急接近するのだろうか

ロボのいう通り
私はずっと自分の味方でいようと思う

なぜなら 私を救えるのは…

宇宙で 私だけだから ”


* * * * *


今でこそ有名な松山ケンイチですが、確か当時はそこまででもなくて、
わたしはこのドラマで松山ケンイチを知ったし好きになったのでした。

今見ると、香椎由宇とか市川実和子とか小林聡美とか
もたいまさことかともさかりえとかりょうとか(ひらがなばっかり)
出ててびっくりする。

一番驚いたのはニコのお父さん役が塚本晋也だったことだ…。鉄男やな。


ごきげんよう、さようなら。

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